Le Salon d'Emmanuel Chanel

極東（この場合、インドより東の意味）ではイスラエルの死活的問題がないので、中国に甘くなるのかな。

”南京大虐殺をやっておいてそれを否定している奴よりまし”なイメージとか？
経済関係も、日本より中国・韓国との方が深い感じで、東アジア・東南アジアで中国の行動が問題になっているのをきちんと認識できないとか…

イスラエルは中国から遠いから、認識が甘いのかな。
２５年も貸したら、えらいことになりますよ。
それにしても、パレスチナの方々の感想を聞いてみたい。

今日の読売の国際面に『イスラエル港湾　米中攻防』という記事がありました。
イスラエルのハイファ港で中国による港湾工事が進んでおり、２１年に完成すれば、２５年間、運営権を中国に２０億ドルで貸与するそうです。
米政府は昨年末以降、イスラエル政府に対し、中国による港の開発と運営に懸念を伝え、今年８月から工事と運営権の見直しを求めるようになった。
建設現場から２～３キロ離れた港には米海軍第６艦隊の艦艇が年に１０回前後、寄港する。米政府は、中国が港の運営を始めれば、港の通信システムを利用し、スパイ活動を行う懸念を強めている。
付近には、イスラエル海軍の基地もあり、イスラエル国防省も懸念している。これを受け、イスラエル政府内では計画の見直しが始まったとの情報もある。イスラエル政府高官は本紙の取材に「米国は最大の同盟国だ。その要求は無視できない」と打ち明ける。
在イスラエル中国大使館は、イスラエル政府から何も問題は伝えられてない。計画は順調に進んでいると話す。